小児歯科
小児歯科治療について
小児歯科とは、お子様のむし歯を治療する事だけではありません。むし歯の出来ないように予防を行い、乳歯から永久歯へのスムーズな生え変わりを促し口の中の環境を健康に育てる事を目的としております。
また、当院では3歳~10歳のお子様から治療を開始していただける歯並び矯正法「プレオルソ」を導入しております。
詳しくは下記のリンクからご覧ください。
導入いたしました
詳しくは下記のリンクからご覧ください。
「プレオルソ」
こども歯ならび矯正法 導入いたしました
慣れない環境で初めて聞く音、初めて見る器具、初めて出会う先生たち…歯医者さんは、お子様にとってとても不安を感じやすい場所です。そんな場所で少しでも快適に治療を受けていただけるように、倉敷市吉岡の歯科にしきどクリニックではさまざまな取り組みを行っています。
ベビーカーのまま入れる診察室
診察室の出入り口を広く設けているため、お子様がベビーカーに乗ったままでも入ることができます。 アニメも流せる診察モニター
診察台の前にはモニターを設置しており、治療中にテレビアニメを流すことも可能です。 絵カード
その日に行う治療や器具の説明を見た目でわかりやすくするために使用しています。 イヤーマフ
治療中の大きな音が苦手なお子様や聴覚過敏のある方に使っていただけます。ご本人のお気に入りの耳栓やイヤーマフがありましたら是非お持ち下さい。 オイルモーション
集中力を治療以外に向けることで気持ちの切り替えを行い、お互いスムーズに診察するためのアイテムです。特に集中力の短い小さなお子様にご活用いただいています。 サングラス
口腔内を照らすライトが眩しい、器具が見えたら怖いなど、視覚過敏のあるお子様に使って頂けます。診察後・待ち時間も快適に
ガチャガチャ
診察を頑張ったお子様へのご褒美にガチャガチャをプレゼント!お子様たちがいつも楽しみにしてくれているので、試行錯誤しながら中身を選んでいます。 おむつ替えシート完備
お手洗いにはおむつ替えシートも完備。出入口も広々設計なので、ベビーカーのままでも快適にご利用いただけます。 キッズスペース
待ち時間も楽しく過ごしていただけるように、おもちゃや絵本もたくさんご用意しています。小児歯科の治療の流れ
来院1回目
来院1回目 |
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来院2回目以降
来院2回目以降 |
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生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、むし歯菌は存在しません。では、何歳ごろからむし歯ができやすくなるのでしょうか?
図をご覧いただくと、乳歯がすべて生え揃う5歳ごろからむし歯になる人の割合が増えていくのがわかるかと思います。
さらに生え始めたばかりの永久歯もむし歯になりやすいため、7~10歳ごろが幼少期で一番むし歯になりやすい時期とされています。
また、偏食や歯磨き不足が目立つ16歳~17歳ごろもむし歯になりやすい時期とされています。
図をご覧いただくと、乳歯がすべて生え揃う5歳ごろからむし歯になる人の割合が増えていくのがわかるかと思います。
さらに生え始めたばかりの永久歯もむし歯になりやすいため、7~10歳ごろが幼少期で一番むし歯になりやすい時期とされています。
また、偏食や歯磨き不足が目立つ16歳~17歳ごろもむし歯になりやすい時期とされています。
これらの時期にむし歯をできにくくするためには、乳歯が生え揃うまでのむし歯予防、そして永久歯に生え変わる時期のむし歯予防で、しっかりと“むし歯ができにくい口内環境”をつくってあげることが大切です。
どうせ生え変わるなら、乳歯はむし歯でもいいの?
もし乳歯がむし歯などにかかり、早期に抜歯するようなことになると、その後に生えてくる永久歯の歯並びに影響が出てくるかもしれません。
乳歯のむし歯もしっかりと治療しましょう。
乳歯のむし歯もしっかりと治療しましょう。
そして、永久歯が生える前から
しっかりとみがく習慣をつけましょう!
しっかりとみがく習慣をつけましょう!
お子様の予防歯科で当院が大切にしていること
フッ素塗布
“フッ素”とはミネラルの一種で、人の体や飲料水・野菜・海藻類などにも多く含まれている物質です。
歯のエナメル質の修復促進作用・歯質強化・虫歯菌の働きを弱める効果など、虫歯予防に嬉しい効果がたくさん!
お子さまの歯は歯質が弱く虫歯になりやすいため、歯が生え始めた乳児や、生え変わり時期のお子さまは、定期的にフッ素塗布をおすすめいたします。
当院では、0歳のお子さま(歯が生え始める生後6カ月前後~)からフッ素塗布を行っております。
お子さまの歯は歯質が弱く虫歯になりやすいため、歯が生え始めた乳児や、生え変わり時期のお子さまは、定期的にフッ素塗布をおすすめいたします。
当院では、0歳のお子さま(歯が生え始める生後6カ月前後~)からフッ素塗布を行っております。
さらに知りたい方はこちら
フッ素は危険?
「フッ素中毒」という言葉を見たり聞いたりして、不安に思われたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かに、フッ素を一度に過剰摂取してしまうと嘔吐や腹痛などの症状を引き起こす可能性があると言われています。ですがそれは、どのような食べ物・お薬でも同じことが言えます。適正量を超えれば、身体に何らかの支障をきたす可能性がありますよね。
先述の通り、フッ素は日常的に摂取しているミネラル成分であり、適正量を守れば身体に害を及ぼすような成分ではありません。
市販の歯磨き粉や歯科医院で塗布するフッ素は、もちろん適正量をきちんと守っておりますのでご安心ください。
先述の通り、フッ素は日常的に摂取しているミネラル成分であり、適正量を守れば身体に害を及ぼすような成分ではありません。
市販の歯磨き粉や歯科医院で塗布するフッ素は、もちろん適正量をきちんと守っておりますのでご安心ください。
どのくらいのフッ素を一度に摂取すると中毒が起こるの?
フッ素で急性中毒を招く量の目安としては、体重1kgあたり2mgのフッ素量になります。
例えば、1歳前後の体重約10㎏の赤ちゃんですと20mgということです。
フッ素が950ppm含まれている市販の歯磨き粉の場合、歯が生え始めた生後6か月前後~2歳児くらいまでの1回分の歯磨き粉(0.15g)のフッ素含有量は約0.14mg程度 ですので、急性中毒を起こすには全然足りない量だということがわかります。
例えば、1歳前後の体重約10㎏の赤ちゃんですと20mgということです。
フッ素が950ppm含まれている市販の歯磨き粉の場合、歯が生え始めた生後6か月前後~2歳児くらいまでの1回分の歯磨き粉(0.15g)のフッ素含有量は約0.14mg程度 ですので、急性中毒を起こすには全然足りない量だということがわかります。
1歳児の歯磨き1回分のフッ素含有量は約0.14mg
急性中毒を起こすフッ素量(20mg)には全然足りません
急性中毒を起こすフッ素量(20mg)には全然足りません
フッ素の普及とDMFT指数の推移
「DMFT指数」の「DMF」は“むし歯に関する治療を行ったことがある歯”のこと、「T」は永久歯のことを指します。DMFT指数の計算式は右図の通りです。
こちらのグラフは、フッ素が含まれたデンタルグッズが市場を占めている割合とDMFT指数の推移を記したものになります(集計期間:1985年~2015年)。
フッ素があまり普及されていなかった1980~90年代に比べて、普及率が上がった2000年代以降はDMFT指数が下がっています。
このことから、フッ素はむし歯予防に効果的だということがわかります。
こちらのグラフは、フッ素が含まれたデンタルグッズが市場を占めている割合とDMFT指数の推移を記したものになります(集計期間:1985年~2015年)。
フッ素があまり普及されていなかった1980~90年代に比べて、普及率が上がった2000年代以降はDMFT指数が下がっています。
このことから、フッ素はむし歯予防に効果的だということがわかります。
グラフ引用元:「フッ化物をめぐる誤解を解くための12章+4つの新トピックス」 眞木吉信 編
シーラント
生えたての永久歯は、注意していてもむし歯になりやすいものです。その生えたての永久歯をむし歯から守ってくれるのが、シーラントです。
シーラントとは、奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチックのお薬を埋め込んで、その溝から出来るむし歯を予防する方法です。
シーラントにはフッ素が含まれておりますので、むし歯予防を行いながら歯質を強化することもできます。
特に6歳頃になると生えてくる、前から6番目の歯は重要です。6歳臼歯と呼ばれ、歯が生えてくる途中にもむし歯になりやすい歯です。
また、生えたばかりの永久歯は柔らかく形も複雑でむし歯になりやすいので、生えたら早めの処置をオススメします。
注意点
シーラントは歯の溝に薄く伸ばしているので、物を噛んだり歯ぎしりしたりするうちに取れてしまうことがあります。その場合は、シーラントをまた行えば良いので心配はいりません。
シーラントは、歯の溝から出来るむし歯を予防できますが、歯と歯の間や歯と歯茎の間などのむし歯の予防は出来ません。シーラントを塗った部分のみに、効果があると考えてください。
シーラントとは、奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチックのお薬を埋め込んで、その溝から出来るむし歯を予防する方法です。
シーラントにはフッ素が含まれておりますので、むし歯予防を行いながら歯質を強化することもできます。
特に6歳頃になると生えてくる、前から6番目の歯は重要です。6歳臼歯と呼ばれ、歯が生えてくる途中にもむし歯になりやすい歯です。
また、生えたばかりの永久歯は柔らかく形も複雑でむし歯になりやすいので、生えたら早めの処置をオススメします。
注意点
シーラントは歯の溝に薄く伸ばしているので、物を噛んだり歯ぎしりしたりするうちに取れてしまうことがあります。その場合は、シーラントをまた行えば良いので心配はいりません。
シーラントは、歯の溝から出来るむし歯を予防できますが、歯と歯の間や歯と歯茎の間などのむし歯の予防は出来ません。シーラントを塗った部分のみに、効果があると考えてください。
お子さまごとに適したブラッシング指導とアドバイス
毎日の歯磨きはむし歯予防の基本ですが、まだ小さいお子さまは自分で歯を磨くのが難しいですよね。そんなお子さまに向けて、当院ではブラッシング指導も行っております。
お子さまの歯磨きでは仕上げ磨きも重要となりますので、保護者の皆様に仕上げ磨きの方法もご説明させていただいております。
また、むし歯予防は歯磨きだけでなく日々の習慣も重要です。お子さまにおやつをあげるタイミングや回数など…知らず知らずのうちにむし歯になりやすい習慣を作ってしまっているかもしれません。
当院では問診票を基にアドバイスも行っておりますので、お子さまの生活習慣や間食のことで不安なことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。
お子さまの歯磨きでは仕上げ磨きも重要となりますので、保護者の皆様に仕上げ磨きの方法もご説明させていただいております。
また、むし歯予防は歯磨きだけでなく日々の習慣も重要です。お子さまにおやつをあげるタイミングや回数など…知らず知らずのうちにむし歯になりやすい習慣を作ってしまっているかもしれません。
当院では問診票を基にアドバイスも行っておりますので、お子さまの生活習慣や間食のことで不安なことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。
キッズクラブについて
当院では、小学生以下の患者様にキッズクラブに加入していただき「デンタルノート」をお渡ししております。お口の状態や、治療内容、次回の予定、医院からのメッセージなどを記入いたします。この「デンタルノート」はお子様のかけがえのない歯を守っていくための大切な記録であり、「お子様が自分の歯を大切に思う心を育てる」という重要な役割を持っています。