歯とお口の健康のおはなし
バイオフィルムってご存知ですか?
こんにちは、歯科衛生士のおおしまです。
バイオフィルムって聞いた事ありますか?
聞いた事はあるけど詳しく知らない方もいるかと思います。少し詳しくお話しさせて頂きます。
バイオフィルムは歯の表面に生じる膜で、細菌の集合体になります。バイオフィルムに覆われた歯には、歯垢が形成されやすいので虫歯・歯周病のリスクが高まります。
身の回りでもバイオフィルムを目にします。例えば、排水溝のヌルヌルしたものや川底の石の表面のヌルヌルしたものです。
バイオフィルムは歯ブラシで取り除くことは困難です。歯科医院での専用器具、PMTCを用いて除去することが必要です。定期的にバイオフィルムを一掃しましょう!!!

障害者歯科学会
こんにちは。院長の西木戸です。
2024.12.13〜15に沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催された第41回全国障害者歯科学会学術大会に参加してきました。

テーマは「より身近な障害者歯科医療を目指して」でした。
その中で、県民公開講座が印象的でした。

フリーアナウンサー武田真一さんの講演では、日本大学松戸歯学部付属病院の障害者歯科での取材の様子を紹介していました。
実際の診療風景や、歯科医師へのインタビューを動画で見せており、分かりやすかったです。
いつもと同じルーティン通りや、器具を見せる視覚支援、非言語コミュニケーション(手を繋いだりトントンたたいて安心させたり)などが大事だということを強調していました。
そして、患者さんが大学病院を卒業して一般の開業医へ通えるようになることが目標だ、と述べていました。
そのために、ひとりひとりのありのままに寄り添う医療、全ての人が生きづらさを感じない社会の実現が重要だと締め括っていました。
次に、漫画家森山和泉さんは発達障害の双子の娘の子育てでの心構えや体験談を、漫画を交えて楽しく教えてくれました。
大切なのは、人はそれぞれ違うということを常に心に留めておくこと。
物の見方や考え方、捉え方はそれぞれ違うし、違いには善悪も優劣もない。
森山さんが子育てにおいて心掛けていたことは、
たっぷり聞いてあげよう
たっぷり話してあげよう
たっぷり待ってあげよう
ということでした。
社会においてもそういう見守りの目が大事だと思います。
「まあまあそういうことはよくあるよ」という精神でいられれば、多様性を受け入れられるのではないでしょうか。
人との関わりが希薄になって久しい昨今、どんな人にも優しい社会になることを願わずにはいられません。
歯周病について
こんにちは、歯科助手のたなかです。
今回は歯周病についてお話します。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎(歯肉)や歯を支える骨などが溶けてしまいます。
歯が失われる1番の原因は、歯周病と言われています。
そこで歯周病のセルフチェックをご自身でしてみましょう!
・朝起きた時に、口の中がネバネバする
・歯みがきのときに出血する
・硬いものが噛みにくい
・口臭が気になる
・歯肉がときどき腫れる
・歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
・歯がグラグラする
特に喫煙習慣のある方は出血しにくいので気付きにくいです。
定期的に歯科を受診して歯周病を予防しましょう!

正しい歯磨きの仕方知っていますか?🦷🪥✨
こんにちは!
歯科衛生士のミウラです。
今回は、ついやってしまいがちな間違った歯磨き3選です🦷🪥✨
①歯ブラシを水で濡らして磨く🪥
②歯磨き後、口を何回もすすぐ🚰
③歯ブラシを握ってもつ🪥✋
毎日の習慣でもある歯磨き🪥
しかし、せっかく丁寧に磨いていてもちゃんと効果が発揮できていないかも😱
最初に歯ブラシを水で濡らしてしまったり、歯磨きの最後にお口を必要以上にすすぎ過ぎてしまうと、歯磨き粉に入っている フッ素 がお水で薄まってしまいます💦
歯ブラシは水で濡らさず、うがいは大さじ1杯~2杯程度の水で 1回だけ してください🚰
また歯ブラシを握って持つと、力が入りすぎてしまい、歯茎が下がる原因に😱
その結果、知覚過敏になってしまうことも💦
歯ブラシは鉛筆を持つように持って磨きましょう✍
些細なことですが、日々の歯磨きのときに注意してみてくださいね!

妊婦歯科健診
こんにちは、歯科助手のコバシです。
今回は妊婦歯科検診の大切さについてお話しします。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加することによって、歯周病菌が増殖します。
また唾液が酸性に傾き、唾液の再石灰化をうながす力が弱まり、お口の中をきれいにする自浄作用も低下します。
そして生活習慣の変化、つわりで歯みがきがしにくくなったり、飲食物の好みが変わったり、食事や間食の回数が増える影響で、お口のトラブルが起きやすくなります。
これらの変化でお口の中は・・・
•虫歯になりやすくなる
•歯や歯ぐきが敏感になる
•冷たいものや熱いものがしみやすくなる
•口臭が強くなる
•プラーク(細菌のかたまり)がたまりやすくなる
•歯周病になりやすくなる
•歯ぐきの炎症や出血が起こりやすくなる
•歯ぐきが腫れやすくなる
などのトラブルがあります。
そんな時期だからこそ、お口の状態を専門家に見てもらえると安心ですよね。
定期的な歯科受診をしていなかった方は妊娠をきっかけに『かかりつけ歯科』を見つけるチャンスでもあります。

口トレは乳児期から
こんにちは😊
歯科にしきどクリニックのミムラです!
🌷春になりましたね🌸

今、おすすめの口トレあそびをご紹介します。
お口の機能は何歳からでも鍛えられます。鍛えることにより、健康に過ごせます。
まず、かんたんなのはいつも当院でおすすめしている『あいうべ体操』です!
やりかたは簡単!わからない方はスタッフまでお聞きください!
みんなで、健康を維持していきましょう!
新しい歯磨剤のご紹介🪥
こんにちは
歯科衛生士の中上です
新しい歯磨剤の紹介をします😊
『メルサ-ジュ ペリオケア』
歯周病予防歯みがき剤🪥
薬用成分で歯肉の炎症を抑え歯周病のリスクを低減し、歯周病につながる原因菌の増殖を抑制します。
また、歯面に優しいプラークコントロールが可能な低研磨性です🦷
薬用成分が口腔内にとどまりやすいペースト性状!
味はマイルドミント味です🍃
気になる方はスタッフまでお問い合わせください‼︎

フッ素配合歯磨き剤の推奨濃度変更🦷
こんにちは、
歯科衛生士の中上です😊
12月になり、寒くなってきましたね⛄️
皆さん体調は崩されてないでしょうか?
先日(2023年01月)フッ素配合歯磨き剤の推奨濃度の変更がありました。
今回の基準の変更で、
歯の萌出~5歳までは1000ppmを適量、
6~14歳は成人と同様に「1500ppmを2cm程度」が推奨されるように変わりました。
また歯磨き後は、
歯磨剤を軽く吐き出すか、
少ない水の量で1回のみです。
その方がフッ化物が口の中に長く留まり、虫歯予防の効果が高いです🦷
年齢に合わせた使い方をして、しっかり虫歯予防をしていきましょう🪥

あいうべ体操をしよう!
今年も残り1ヶ月ちょっとなので、風邪をひかずに元気に過ごせるといいですね。
そのために、あいうべ体操を推奨します!
あいうべ体操には、口呼吸から鼻呼吸に促すことができたり、風邪予防や歯並びにも効果があります!
あいうべ体操の仕方
( 1 )「あー」と口を大きく開く
( 2 )「いー」と口を大きく横に広げる
( 3 )「うー」と口を強く前に突き出す
( 4 )「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
( 1 )〜( 4 )を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
入浴時や就寝前にするのがおすすめです!
マウスピースで歯を守ろう!
睡眠中に歯ぎしりをする人の割合は5~15%と言われてます。
睡眠中の歯ぎしりに自分で気づくのは難しいため、知らないうちに習慣的に行っているかもしれません。
歯ぎしりの悪影響は
・歯周病の進行 ・知覚過敏になりやすい
・顎関節症の原因 ・肩こり、頭痛
・歯が折れる ・詰め物や被せ物が割れる
などがあげられます。
マウスピースを使用することで、
・歯のすり減りを防ぐ
・詰め物や被せ物の破損防止
・歯や顎にかかる負担を分散させる
など歯と顎を守ることができます!
みなさんも朝起きた時に歯や顎が痛いと感じることがあれば、歯科の受診をおすすめします!
