歯とお口の健康のおはなし
むし歯ができるしくみ

『虫歯ができるしくみ』
むし歯は3つの要素がそろって成立します。
・私たちは、①「歯」があるから、むし歯になるのです。
・人工物でできた入れ歯や被せ物・詰め物自体には、むし歯はできません。ただし、被せ物・詰め物が入っている歯に、むし歯ができることはあります。
・②「プラーク(虫歯菌)」は③「糖」を食べると酸を作ります。酸によって「歯」が溶けます。これが「むし歯」です。
むし歯を防ぐには、この3つの要素すべてがそろう時間を短くすることが大事です。
それでは、毎日のあなたの生活にあるむし歯リスクをチェックしてみましょう。
・フッ素入りの歯みがき剤を使っていない
・歯みがき剤は少量つける
・歯みがき後、しっかりうがいをする
・おやつを1日3回以上食べる
・砂糖入りの飲み物をよく飲む
・ゲームをしながら、おやつを食べる
・口の渇きを感じやすい(唾液が少ない)
・夜、歯みがきをした後に食べ物を食べる
・夜は歯みがきをせずに寝る
・歯みがきは1日1回未満
・歯医者に行くのは、歯が痛くなったときだけ
これらはむし歯リスクを高めるものです。
むし歯は、生活習慣で予防できるので上のチェック項目を減らすことがむし歯予防の第一歩です。
フッ素の使用も、むし歯予防には欠かせません。
スポーツドリンク虫歯について

こんにちは!
歯科にしきどクリニックのミムラです。
毎日暑いですが、体調は大丈夫でしょうか?
熱中症対策にスポーツドリンクをよくおすすめされますよね。
ただ、虫歯になるリスクも高いのも現状です。
虫歯にならない4つのポイントは
①必要なときだけにスポーツドリンクを飲む!
基本「水」か「麦茶」を飲みましょう。
②飲んだあとは口をゆすぎましょう。
口をゆすぐだけでもある程度糖や酸を洗い流してくれます。
③就寝前には必ず歯磨きを!
スポーツドリンクを飲んだ日はいつもより丁寧に歯磨きをしてくださいね(・∀<)☆
④定期検診を受けましょう!
虫歯になってないかチェックして、早期発見早期治療を心がけましょう!
特に中高生で部活しているお子様は虫歯になるリスクが高くなっていますので注意してくださいね!
オーラルフレイルってご存知ですか?-口の健康と全身のつながり-
こんにちは。歯科衛生士のかわいです。今回はオーラルフレイルについてお話しします。
オーラルフレイルとは、「口の機能のささいな衰え」から始まり、やがて全身の健康状態の悪化につながる可能性のある状態です。
たとえば次のようなことは思い当たりませんか?
かたいものが食べにくくなった むせやすくなった 話すときに言葉が出にくくなった 食事の量が減った/体重が減ってきた
このような変化は、老化による自然な現象ではありますが、放っておくと「フレイル(虚弱)」や「要介護状態」につながってしまうことがあります。
オーラルフレイルは、早期に気づき、対策をとることで進行を防ぐことができます。
歯や歯ぐきの健康、かみ合わせ、舌や口の動き、義歯の調整など、歯科医院でチェックできるポイントがたくさんあります。
早期発見・予防のために、ぜひ一度、歯科医院でのチェックをおすすめします。
オーラルフレイルは「口の老化のサイン」。
ですが、気づいてケアをすれば改善できます。一生、自分の口で食べ、話し、笑って過ごせるように、当院ではサポートいたします。気軽にご相談ください。

知覚過敏大丈夫ですか⁇
こんにちは、歯科衛生士のたけです。
冷たい飲み物が、おいしい季節になってきました‼︎冷たい飲み物やアイスで歯がしみたりしていませんか?
今回は、知覚過敏についてお話しします。
知覚過敏は、何らかの原因で、エナメル質が削れてしまうと、中にある”象牙質”が露出してしまい、刺激が歯髄(神経)に伝わることで生じます。
原因
•強い歯磨き、歯肉退縮
•歯周病
•歯ぎしり、くいしばり
•酸蝕症(習慣的に酸性の強い飲食物を摂取することにより、歯のエナメル質が溶け出す疾患)
知覚過敏の予防法
•知覚過敏予防の歯磨き粉を使う
•コーティング剤の塗布
•詰め物による保護
•マウスピースの装着
などの予防法があります。
気になる方は、スタッフに声をかけてみてください‼︎

バイオフィルムってご存知ですか?
こんにちは、歯科衛生士のおおしまです。
バイオフィルムって聞いた事ありますか?
聞いた事はあるけど詳しく知らない方もいるかと思います。少し詳しくお話しさせて頂きます。
バイオフィルムは歯の表面に生じる膜で、細菌の集合体になります。バイオフィルムに覆われた歯には、歯垢が形成されやすいので虫歯・歯周病のリスクが高まります。
身の回りでもバイオフィルムを目にします。例えば、排水溝のヌルヌルしたものや川底の石の表面のヌルヌルしたものです。
バイオフィルムは歯ブラシで取り除くことは困難です。歯科医院での専用器具、PMTCを用いて除去することが必要です。2ヶ月~4ヶ月に一度は歯科医院での定期メインテナンスを行い、バイオフィルムを一掃しましょう!!!
歯科にしきどクリニックの定期メインテナンスについて、詳しくは以下のページをご覧ください♪
予防歯科ページ
障害者歯科学会
こんにちは。院長の西木戸です。
2024.12.13〜15に沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催された第41回全国障害者歯科学会学術大会に参加してきました。

テーマは「より身近な障害者歯科医療を目指して」でした。
その中で、県民公開講座が印象的でした。

フリーアナウンサー武田真一さんの講演では、日本大学松戸歯学部付属病院の障害者歯科での取材の様子を紹介していました。
実際の診療風景や、歯科医師へのインタビューを動画で見せており、分かりやすかったです。
いつもと同じルーティン通りや、器具を見せる視覚支援、非言語コミュニケーション(手を繋いだりトントンたたいて安心させたり)などが大事だということを強調していました。
そして、患者さんが大学病院を卒業して一般の開業医へ通えるようになることが目標だ、と述べていました。
そのために、ひとりひとりのありのままに寄り添う医療、全ての人が生きづらさを感じない社会の実現が重要だと締め括っていました。
次に、漫画家森山和泉さんは発達障害の双子の娘の子育てでの心構えや体験談を、漫画を交えて楽しく教えてくれました。
大切なのは、人はそれぞれ違うということを常に心に留めておくこと。
物の見方や考え方、捉え方はそれぞれ違うし、違いには善悪も優劣もない。
森山さんが子育てにおいて心掛けていたことは、
たっぷり聞いてあげよう
たっぷり話してあげよう
たっぷり待ってあげよう
ということでした。
社会においてもそういう見守りの目が大事だと思います。
「まあまあそういうことはよくあるよ」という精神でいられれば、多様性を受け入れられるのではないでしょうか。
人との関わりが希薄になって久しい昨今、どんな人にも優しい社会になることを願わずにはいられません。
歯周病について
こんにちは、歯科助手のたなかです。
今回は歯周病についてお話します。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎(歯肉)や歯を支える骨などが溶けてしまいます。
歯が失われる1番の原因は、歯周病と言われています。
そこで歯周病のセルフチェックをご自身でしてみましょう!
・朝起きた時に、口の中がネバネバする
・歯みがきのときに出血する
・硬いものが噛みにくい
・口臭が気になる
・歯肉がときどき腫れる
・歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
・歯がグラグラする
特に喫煙習慣のある方は出血しにくいので気付きにくいです。
定期的に歯科を受診して歯周病を予防しましょう!

正しい歯磨きの仕方知っていますか?🦷🪥✨
こんにちは!
歯科衛生士のミウラです。
今回は、ついやってしまいがちな間違った歯磨き3選です🦷🪥✨
①歯ブラシを水で濡らして磨く🪥
②歯磨き後、口を何回もすすぐ🚰
③歯ブラシを握ってもつ🪥✋
毎日の習慣でもある歯磨き🪥
しかし、せっかく丁寧に磨いていてもちゃんと効果が発揮できていないかも😱
最初に歯ブラシを水で濡らしてしまったり、歯磨きの最後にお口を必要以上にすすぎ過ぎてしまうと、歯磨き粉に入っている フッ素 がお水で薄まってしまいます💦
歯ブラシは水で濡らさず、うがいは大さじ1杯~2杯程度の水で 1回だけ してください🚰
また歯ブラシを握って持つと、力が入りすぎてしまい、歯茎が下がる原因に😱
その結果、知覚過敏になってしまうことも💦
歯ブラシは鉛筆を持つように持って磨きましょう✍
些細なことですが、日々の歯磨きのときに注意してみてくださいね!

妊婦歯科健診
こんにちは、歯科助手のコバシです。
今回は妊婦歯科検診の大切さについてお話しします。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加することによって、歯周病菌が増殖します。
また唾液が酸性に傾き、唾液の再石灰化をうながす力が弱まり、お口の中をきれいにする自浄作用も低下します。
そして生活習慣の変化、つわりで歯みがきがしにくくなったり、飲食物の好みが変わったり、食事や間食の回数が増える影響で、お口のトラブルが起きやすくなります。
これらの変化でお口の中は・・・
•虫歯になりやすくなる
•歯や歯ぐきが敏感になる
•冷たいものや熱いものがしみやすくなる
•口臭が強くなる
•プラーク(細菌のかたまり)がたまりやすくなる
•歯周病になりやすくなる
•歯ぐきの炎症や出血が起こりやすくなる
•歯ぐきが腫れやすくなる
などのトラブルがあります。
そんな時期だからこそ、お口の状態を専門家に見てもらえると安心ですよね。
定期的な歯科受診をしていなかった方は妊娠をきっかけに『かかりつけ歯科』を見つけるチャンスでもあります。

口トレは乳児期から
こんにちは😊
歯科にしきどクリニックのミムラです!
🌷春になりましたね🌸

今、おすすめの口トレあそびをご紹介します。
お口の機能は何歳からでも鍛えられます。鍛えることにより、健康に過ごせます。
まず、かんたんなのはいつも当院でおすすめしている『あいうべ体操』です!
やりかたは簡単!わからない方はスタッフまでお聞きください!
みんなで、健康を維持していきましょう!







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