ドラえもん映画感想
「映画ドラえもん のび太の宝島」観てきました!
結論から言うと、期待してたよりもすごく良かったです!
というか、あまり期待していませんでしたから。
藤子・F・不二雄の長編の原作がない作品は、あまり面白くないことが多いので・・。
(前作の「のび太の南極カチコチ大冒険」がそうだったように)
でも良い意味で裏切られました。
まず気付いたのが、キャラクターデザインの原点回帰です。
最近のキャラデザは黒目が大きく、今時の顔になっていましたが、今作では良い意味で昭和っぽい顔になってます。
他も色々ありますが、一番はこのセリフですね。
フィオナが死ぬ間際に、
「あの子たちには人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる、そんな大人に育ってほしい」
のような事を言うのですが、これはまさにアレです。
しずかちゃんパパの名言です。
「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」
という「のび太の結婚前夜」のセリフのオマージュですかねー。スバラシイ。
ストーリーも良かった!
歳取って涙腺が緩んできているからなのか、ウルっとくるポイントがいくつかあったし、倒すべき敵がはっきりしていたのでわかりやすかったですね。
映画特有の優しいジャイアン、スネ夫も全開でした。
「俺たちが敵を引き付けるからお前らは先に行け」ってベタなセリフだけど、ジャイアンが言うと泣けますね。
気になる点も少しはありましたが(個人的な意見ですが、あからさまにCG使ってるのがなんかドラえもんっぽくない)、全体を通して満足しました。
次作は月がテーマみたいなので、来年も楽しみにしてます。