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「天気の子」感想 (ネタバレあります)

こんにちは、院長の西木戸です。

待望の新海誠監督の最新作、「天気の子」を観てきました!


いつも映像美に圧倒されるし、キャラも作品を重ねるごとにどんどん魅力的になっています。

特に自然現象の表現が美しいんですよね!

今回は雨がテーマなので、雨粒の描写が綺麗です。

さらに、「君の名は。」の瀧くんと三葉ちゃんが登場するシーンでは、劇場内で歓声が上がっていました。

ただ、以前の新海作品を見終わった後と今回の「天気の子」を見終わった後では、余韻というか、後味が違う感じがしました。

それは前作の「君の名は。」の頃から感じていたのですが、色々考えてみるとハッピーエンドかどうか、という点が関わってきているのだと思います・・。

ほしのこえ→主人公とヒロインが離れ離れで終わる。

雲のむこう、約束の場所→みんなバラバラで終わる。

秒速5センチメートル→主人公とヒロインは最後すれ違うけど結局再会はできず。

星を追う子ども→主人公が好きな男の子は早い段階で死んでしまう。顔がそっくりなその子の弟とも最後は別れる。

言の葉の庭→主人公とヒロインは別れて終わる。

ここまでは別れて終わるパターン。

悲しい、切ない終わり方。

君の名は。→主人公2人は最後出会って終わる。

天気の子→主人公とヒロインは最後に再会して抱き合う。

「君の名は。」と「天気の子」は出会えて終わる、ハッピーエンドなんですよね。

なので後味が爽やか。

でも初期の新海作品のファンの中には、何となく物足りない感じを覚える人もいるのではないかなとも思います。

最後2人には出会ってほしい。でも出会ってしまうと、何か物足りない。そんな相反する感情を抱きながら、最近の新海作品を観ています。

「君の名は。」で2人が入れ替わる理由が、彗星の衝突から糸守の人達を守るため、というのはわかったけど、「天気の子」でヒロインのひなちゃんが人柱にならないといけない理由は、少し弱い気がしました。

とにかく、もう一度見返してみたいです。新しく気付くことがあるかもしれないですからね。

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